寒い!!リビングの悩み 2つの解決策

はじめまして。ル・プラスの熊坂と申します。
主に現場作業を担当しています。
建築知識がなく、何の情報も得ないまま勢いだけで
自宅を建てて(諸事情ありまして自分は工事に携われませんでした…。)
しまって早14年が経とうとしている もうすぐ40歳男です。
自宅に感じる不満な状況を引き合いに出し、時には実際に改善しながらブログを書いていきます。
お読みくださる あなた に少しでも優良な情報であることを心掛けます。
今回は 冬のリビングにスポットを当ててみました。
あー今日も寒いリビングだ。
早く春が来ないかな~。
と、思っている あなた!
その不要な当たり前に一手を打ってみませんか?
日常で一方的に受けてしまっているリビングの寒さによるストレス。
気づかないうちに冬だから当たり前のこと。
と思って受け入れてしまっていませんか?
その日常、これから紹介する方法で
サヨナラしちゃいましょう!
なぜリビングは冷えるの?
念願のマイホーム、寝室や子供部屋への欲は抑えてもリビングは解放的で広々とさせたいから吹き抜けにしたい!
キッチン、ダイニングも繋げて大空間に!
リビング内階段にして家族の接点が多い間取りに!
このような希望は多くの方が抱くのではないでしょうか?
かくいう私も この一員です。
しかしながら何事にも二面性があるようです。
希望成就とセットで漏れなく寒さとの共存がついて来ませんでしたか?
かくいう私も―――。
お気づきかもしれませんが、そうです。
この解放的で他の部屋より広い空間であるという点こそが
寒さ演出の主役でした!
整理してみますと
寒さの原因
① 他の部屋より広い
リビングの主用途は家族の団らん、憩いの場です。
またキッチン、ダイニングとの関連性が強いのでLK、LD、LDKなどの間取りになることも。
更に 吹き抜け、リビング内階段など横方向だけではなく縦方向にも範囲が及ぶこともしばしば。
この大空間を暖めるのは至難のワザ。
空間が広いということは暖めなければならない空気の量が多いということ。
暖房器具の種類、能力にも左右されますが、この関係性が寒さを感じさせる原因の1つです。
② 大きな窓
リビングには掃き出し窓や出窓など面積の大きな窓がありませんか?
また、吹き抜け部の明りとり窓、階段窓など高所に取り付けた窓はありませんか?
壁や天井、床とは違い断熱材を設置できない窓。
実に冬場の冷気の約半分は窓から来るようです。
はい!この連呼している窓が原因の2つ目です。
原因が分かれば対策を立てられます。
それでは
2つの解決策
1つ目 自分で!
・サーキュレーターを使用する
これは1番手っ取り早くできる対策ですね。
扇風機で代用したいところですが、似て非なるもののようでして目的が明確に違うためオススメはできません。
サーキュレーターの目的は部屋の空気を循環させること!
そのため直線的で強い風 シャワーで例えるならジェット水流。
扇風機の目的は直接 人体に風を当て涼ませること!
そのため作る風の対象範囲は広いですが遠くまで届く強さは一般的にありません。
シャワーで例えるならミストといったところでしょうか。
1台2役の商品は各メーカーから出ているようではあります。
暖まった空気は上昇し冷たい空気は下降します。
暖房器具だけではこの状態を解消できないことが多いのが実情です。
室内の空気全体を循環させることは理にかなった対策法です。
・窓に遮熱カーテンを設置する
現在お使いのカーテンを、遮熱性能を有したものにする。
カーテンが設置されていない窓に遮熱カーテンを設置する。
(※カーテンと床との間に隙間ができてしまう場合、断熱ボードと呼ばれる窓の下部に立てかけるだけの商品などを
併用すると更に効果的!)
この方法は窓だけでなく室内の扉のない開口部例えば階段のあがり口や廊下、
パントリーへの入口などに設置しても効果を発揮します。
その際にはロールカーテンを選択すればデザイン性を損なわずに済んだりもします。
せっかく暖房器具が頑張って暖気を送ってくれるのに窓からせっせと逃がしてしまっては暖房器具も報われませんよね。
暖気を逃がさない、冷気を招き入れない!
重要な寒さ対策です。
また、せっかくの広い空間ではありますが簡易的に仕切ってしまうことも対策として視野に入れれば大きな効果を期待できます。
2つ目 業者で!
・室内ドアを設置する
前の記事でお話しした 室内にロールカーテンを設置する、の建具バージョンです。
間取りにも左右されますが設置できるのであれば断熱効果、使い勝手、メンテナンス性、耐久性、デザイン性と
どれを比較しても優れています。
デメリットとしては工事が必要になるのでコストが嵩んでしまうことです。
・二重窓にする
https://www.order-glass.com/contents.html?no=82
これは現在の窓の室内側に もう1つ窓を設置する方法です。
この追加する窓のガラスは1枚ガラスや複層ガラス更にはLow-Eという金属膜をガラスにコーティングしたものなど
いろいろと選択可能です。
メリットとしては断熱効果に加え、結露防止(軽減)、遮音効果も期待できるという点があげられます。
デメリットとしては、
・現在の窓枠の内側に設置するのが基本なので
窓枠の内側にカーテンやブラインド、網戸などがある場合には
取り付け場所の変更や撤去が必要になる場合があること。
・窓が2倍になるので開け閉めの動作、掃除なども2倍になってしまうこと。
・工事が必要になるためコストが嵩むこと。
・ひとつひとつ寸法をとって製作するため発注から設置までに
時間を要すること。 があげられます。
まとめ
今回はおおまかに“自分で!”と“業者で!”の2択で紹介しましたが
“自分で!”の中には遮熱性能を有するガラスフィルムを張ること
“業者で!”の中にはシーリングファンを取り付ける、
間仕切りを設ける(部屋を分ける)などもあります。
今回は即効性があり、効果が認められているものを取り上げました。
大事なのは
- 1.悩みに気づくこと
2.その悩みを自分のライフスタイルに合った方法で解決していくこと です。
無意識にストレスを感じていることは日常生活の中で少なくないはずです。
それに気づくことができれば解決することができ、減ったストレスの分
もしくはそれ以上に生活に彩りや余裕を感じることができ今日が楽しくなりますね。
私たちル・プラスでは“業者で!”にあげたものはもちろん
“自分で!”にあげた内容まで幅広く対応しております。
悩みには気づいた、だけど一歩が踏み出せない。
自分でやってみたいけど不安。
どうコーディネートしていいか分からない。
そんな相談も承ります。
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ル・プラス熊坂